日本語教育能力検定試験に合格するために使った参考書・問題集を紹介します

日本語教育能力検定試験に合格したい。

でも・・・

書店に言っても参考書がたくさんある。

どの参考書・問題集を選べばいいのか分からない。

どれぐらい本が必要なの?

などと参考書の種類並みにさまざまな悩みがあります。

そこで今回は私が実際に日本語教育能力検定試験に合格までに使った参考書・問題集私が実際どのように勉強したかの簡単な流れも一緒に紹介します。

今回紹介する本はすべて誰にでもおすすめできるものから、多少の好みによって合う合わないもあるものもあるので、その点を踏まえて参考にしてもらえたらと思います。

1年目の勉強法

私は2度目の日本語教育能力検定試験で合格できました。

1年目は正直本気で日本語教師になりたいという気持ちではなく、なれたらいいかも、ラッキーかも程度のモチベーションでした。

こんな背景からたくさんの参考書は使いたくないと思っていて、2種類だけ購入しました。

それがこちらです。

①の本

②の本

①の本:ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第3版』SHOEISHA
②の本:ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験 合格問題集 第2版』SHOEISHA

いわゆる赤本と、その問題集です。

私はよく持ち歩く本のカバーをよく捨ててしまいます。ご了承ください。

この時は第3版が最新でした。買う時は最新の方でいいと思います。

ただ勉強のモチベーションは高くなかったので、本冊のインプットだけで、問題集を使ってのアウトプットはあまりしませんでした。

そんな勉強方法では合格できるわけはなく、見事に不合格でした。

一言大切なことを言わせてください。この参考書が悪いのでは全くありません。私が100%悪いのです。

↓今は問題集も新しくなり第3版があるようです。

2年目の勉強(本番1〜2ヶ月前まで)

当たり前のように不合格通知をもらってから、長い間、日が空きます。

その間ほとんど日本語教育関連の勉強はしていませんでした。

再開したのは7月ごろだったと思います。試験まで半年くらいですね。

ちょうど8月から養成講座に行くことを決めた頃です。

長い間ブランクがあったので、まずは読書感覚で始められるものからリハビリをしていきました。

これを使いました。

③の本

③の本:荒川洋平著『本気で日本語教師を目指すための入門書日本語教育のスタートライン』スリーエーネットワーク
ボロボロになってしまっています。見苦しくてごめんなさい。
新品は鮮やかな水色のカバーだったと思います。
この本は、日本語教育能力検定試験の概要が語り口調でとてもやさしく書かれているので、リハビリにもってこいでした。
赤本と比較すると、赤本は満遍なく知識が体系化されていて見やすいのですが、その分やや説明が簡潔にされています。
一方、こちらはわかりやすさ重視で本当に背景知識ゼロでも安心して読めるようになっていました。
赤本が鳥のように上空から俯瞰するイメージだとすると、こちらは一歩一歩ジャングルを歩いていく冒険のようなイメージです。
サイズも小さく、移動中に取り出して読むのにもぴったりでした。

それとほとんど同時進行で進めていったのが、以下の3冊です。
④の本:ヒューマンアカデミー著『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版4刷』SHOEISHA
⑤の本:アークアカデミー編『日本語教育能力検定試験 音声・聴解特訓プログラム』三修社
⑥の本:高見澤孟著『新・はじめての日本語教育2 増補改訂版 日本語教授法入門』アスク出版
④の本
⑥の本

なぜか⑤の音声の本は無くなっていました。写真が用意できなくてすみません。

赤本は2年目から④の新しい4版に切り替えました。養成講座のテキストとしていただいたからです。

この段階で多いよと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

この時期私がやっていたことは大まかに2つです。

試験IとIII対策の知識のインプットと試験IIの音声のアウトプットです。

知識のインプットは③と④の本で中心に行い(特に赤本を中心に)、苦手だった教授法の理解を深めるために⑥の本を使い、補いました。参考程度なので、ガッツリ使い込んではいませんが、全体的に非常にわかりやすかったのを覚えています。

音声の問題は⑤の本を中心に行いました。音声が苦手だった私はとにかく問題の量が多かったこの本を選びました。というのも、赤本にも音声の問題はありますが、約半年間という長期間のアウトプットなので、赤本だけでは半年間ずっと行うには問題が少なく思えたからです。

ただ、⑤の本に欠点もあると思いました。解説があまり(ほとんど?)載っていません。解答がメインです。しかし、私はそれを逆手に取り、どうしてこの答えがそうなるのかの解説を自分でできるようにしました。半年も時間があったのでその時間に使いました。

この⑤の本と赤本の問題で音声は合格点を取れるくらいまでにはもっていくことができました。



試験1〜2ヶ月前から

この時期からは本格的に試験IとIIIのインプットからアウトプット中心に切り替えてきました。

もうすでに問題集は②の本を持っていたので、新しいものを買ったりということはありませんでした。

ただ何周も繰り返して、間違いを減らしていくという作業をしていました。

④の本の赤本にも、問題が載っているので、それも有効に使いました。

ちなみに音声はずっと変わらずアウトプットをし続けました。

そして最後に、これはいろいろな意見もあると思いますが、私は最後にこれを使いました。

過去問です。

人によってはアウトプットのための大切な教材だと考える人も多いと思います。

私も賛成です。しかし、私は最大限活用はできませんでした。いや、しませんでしたと言った方が正しいかもしれません。

私は本番数日前に過去問を解いて何割くらい取ることができたかの確認時間配分の最終調整のためだけに使いました。

その理由としては、

過去問には解答はありますが、解説がなかったというのが1つ。そして、1、2ヶ月の最終追い込みで正直新しいことを頭に入れたくなかったというのもあります。

もちろん、1、2ヶ月前から過去問で追い込みをかけることもできましたが、アウトプットの回数を高めたかったのと、②の問題集の正答率を高めることが優先としたので、私は上記の目的のために使いました。

写真は私が使ったものですが、毎年過去問は出るので新しい年度から遡ればいいと思います。私は一応2年分の過去問を解いて、答え合わせをしました。

↓こちらが最新の過去問です(2020年5月時点)

使った中でのおすすめ

以上私が実際に使った6冊でした。(過去問は含めず)

厳密にいうと、養成講座の入ったときに頂いた上記以外のテキスト(市販されているもの)もありますが、基本的には講座のテキストとして使ったのがメインなので、上記のもので十分だと考えています。

もし、この中からさらに絞るとしたら、

②と④、つまり、赤本とその問題集を挙げます。これが必須級かなと思います。

この2冊さえあれば、合格するところまでは十分に持っていけると思います。

あとはそのサポート役と考えてもいいでしょう。

自分の理解度に合わせて組み合わせればいいのかなと思います。

おわりに

いかがでしたか。

せっかく私は日本語教育能力検定について発信できる場があるので、

合格者の1例として、1つでも何か参考になる情報があれば幸いです。

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